本格的に寒くなって来ましたね〜
今回は製品区分のお話です。
服飾学校に通われている学生さんの卒業制作も始まり
ファスナーを始めてご自身で選び
購入される方も増えてくるこの時期。
製作されている物に
どのファスナーを選んでいいのか分からない方
もいらっしゃるかと思います。
学生さんだけでなく、ファスナーをあまり使ったことの
無い方もご覧いただけると嬉しいです^_^
NKでは、お見積もりフォームにご使用用途の欄を
設けていますが、実は結構、ここを省かれる方が多いのです。
「両開きのアウター」や「カバン」だけでもご記入頂けると
選択されたファスナーの使用用途に間違いがあるか、ないか
のチェックが出来、こちらからお声かけさせて頂く事も
出来ますので、是非ご記入下さいね^_^
気を付けていても間違うこともあります。
二重チェックは大事ですよ~。
さてさて、それでは製品区分の説明に入ります。
まず製品区分は「止」と「開」2つの区分に分けられています。
「止」は上下に耳があり、上止金具、下止金具が付いている
ファスナーの事を言います。
止金具が付いているのでファスナーが分かれる事はありません。
その「止」製品の中には
通常品・頭合わせ・尻合わせの3種類があります。
仕様用途が幅広いので
お裁縫をされる方が一番最初に使用される
ファスナーであると思います。
こちらの頭合わせにはラウンドの
財布にも使用されていますね!
一方「開」とは、下に挿し込み用の蝶棒という
開金具が付いておりファスナーが左右に分かれます。
オープンファスナーとも呼ばれ、日本では右利きが
多いので右挿しが一般的に出回っています。
上耳のみで、下はテープ部分に強度を維持出来るように
しっかりと加工されています。
「開」は開・逆開の2種類です。
一般のお客様で近頃お問い合わせの多い、パップテントも
こちらを使用される方が「止」の通常品を選ばれるより
無駄な耳もなく見た目が良く仕上がり、テープの強度もあるので
安心してお使いいただけますよ。
この様に、ファスナーは「止」「開」合わせて
5種類のタイプに分かれます。
上記の使用用途は、他にも様々ありますが
特殊なものは省いていますので、お悩みの方は
ご相談も受け付けています。
「止」はファスナーが分離しない
「開」はファスナーが分離する
このことだけでも頭に入れておいて頂けたら
「やっとファスナーが届いたのに
間違えて注文してしまった。」
ということもなくなると思いますので是非
覚えて下さいね^_^
卒業制作がある方、悔いの無い様に
楽しんで製作、頑張ってください!!
応援しています~^_^